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2015年06月11日

ミナカケル

先日の東京への訪問時…
いろいろなことがタイミングよく重なって、
大好きなminä perhonenの展覧会へ伺うことができました。



私はminä perhonenが創りだすものがとっても大好きです。
いつも独創的で、空想的なテキスタイル。
それが立体と成したときのモノたち。

今回、
とても印象的だったのは、
minäに携わる人たちの日々の紹介。
ほんとうに何気ない一日一日なのですが、
みなさんが大切に大切に日々を過ごしていて、
素敵なテキスタイルたちに繋がっているということ。

お洋服や作品たちがキラキラしている秘密がわかりました。

そして、何だか心洗われました。

ちょうど皆川さんも会場にいらしていて、
気さくに応えてくださる姿は昔も今も変わらずでした。
さりげなくて素敵でした。

伺うことができてとってもよかったです。
おかげさまで、胸ときめく時間を過ごせました。

きっと今夏…
minäのお洋服やバッグ、アクセサリーが大活躍の予感です。
  


2015年06月08日

Hippity Hoppity

友人の個展へ…

友人はフォトグラファーです。
高校時代からのお付き合いな彼女とは、
学生時代は旅を重ね、社会人となってからも、
お出かけをしたりお食事をしたりと仲良くしてもらっています。
そういえば...富士山も一緒に登ったよねぇ...

私は本当に彼女のお写真たちが大好きです。
大学生の頃から写真を撮り始めていた彼女ですが、
彼女の選ぶ被写体、撮る姿、出来上がる作品…
何だか全てが魅力的でたまりません。
いつだって透明感を感じるのです。

プロとなって活躍をしている今も、
その透明感は色褪せることなく、そこかしこに感じます。



そして、今回の作品たちもそれを存分に感じました。
モデルさんは彼女の娘さん。不思議な魅力を持った子です。
作品ひとつひとつにモデルさんのかわいさ、力強さや不思議さが溢れていました。
無垢な気持ちになれ、また心熱くさせられました。
月並みですが...本当に素敵でした。

こちらの会場がまた雰囲気がよくて、すごくほのぽのできました。

9月には故郷福岡でも個展をするとのこと。
なのでこちらでは多く語らずに、実際に観ていただきい。
ぜひぜひたくさんの方に足を運んでいただきたなぁと思います。
  


2013年02月11日

名を襲う

暦の上では春をお知らせする2月初め。
心待ちにしていた、六代目中村勘九郎襲名披露へ、
お祝いと新しい私の知る二人目の勘九郎さんを観に...
口上がある夜の部へ。



一昨年以来、久々の中村屋さんです。

昨年末、お父様がお亡くなりになったことで注目度も集客もすごかったです。
そう...私の知る一人目の勘九郎さんは本当に偉大な役者さんでした。
幸か不幸か、思惑以上の大名跡となったように感じました。

しかしながら、口上を聞きお芝居を観終わって、
素晴らしい大きな船出を予感することができました。

一番楽しみにしていた義経千本桜、
勘太郎さんの頃には少なかった力強さを感じました。
特に最後の場面の知盛の姿は、息を呑むほどに壮絶でした。

もちろん、
まだまだ荒削りだと思いますが、
勘九郎さんの成長はとても目覚ましく、
完璧な芸を志している姿には目を奪われてしまいます。
また、あの方独特のフレッシュ感が素敵です。
全てがお芝居に表れてるもんなぁ...
僭越ですが...

さて、弟さんの七之助さんもまたパワーアップ。
ますますお美しい...

そして、今回とても嬉しかったのは、
久しぶりに仁左衛門丈の俊寛を観れたこと。
ただただ貫禄です...


大変なことを乗り越える度ごとに、ヒトって大きくなるんですねぇ...
凛となり、また温かくなる素晴らしい時間を堪能できました。

中村屋さんの勘九郎さん。
とってもとっても大きな先代だけに、
名を襲うことはすごく大変だと思いますが、
これからの益々の精進がことさらに楽しみです。  


2013年01月14日

TOP DOG/UNDER DOG

お芝居を観てきました。
俳優堤真一氏と演出家千葉哲也氏による二人芝居でした。



私は堤真一さんという俳優さんがとってもとって大好きです。
かっこいいし演技も上手、かっこいいし素敵だしやっぱかっこいい!!!

お芝居は、兄弟の愛憎を描いたもの。
兄弟だからこその馴れ合いやへんな遠慮が入り交じり、
嘘か本音かわからないやり取りのなかでのパワーバランスがシーソーゲーム。

後半のお互いの豹変する様が圧倒的で、息を呑みながら魅入ってしまいました。

人間って、どんな世界や関係においても、
比較対象を作って自分の位置を計ったり保ったりする生き物なんだろうなぁ。
悲しさや虚しさを感じるけれど、でもそこは目をそらせない事実だと思う。
うーん、勝者と敗者ってあっていいし必要でもあるんだろうけど、
それが全てでは無いと思うし、難しいなぁ...
と観終わって考えてしまいました。

それにしても、
二人芝居となると、演じ手さんの実力がまざまざとうかがえるものですねぇ。
堤氏はもちろんのことですが、千葉氏がこれまた素敵でした。

TOP DOG/UNDER DOG
人間の本質を考えさせらるお芝居でした。  


2013年01月05日

minä perhonen 1995→

minäの今昔を探る展覧会へ!
先日、やーっと行ってきました!



私はminä perhonenが創りだすものがとっても大好きです。
いつも独創的で、空想的なテキスタイル。
それが立体と成したときのモノたち。

日常にイロドリが添えられる感じがして、
身につけていると、幸せな気分になるのです!

これまでのテキスタイルの紹介、想い、そして展望など、
さまざまなモノを通してminä perhonenを探ることができました。
そして、モノヅクリにとことんこだわる皆川さんの神髄に...
ほんの少しだけ触れられたような気がします。

実は、開催前から楽しみにしてたんだけれど、
延び延びになり、危うく行けないままになるとこでした...
行けてほんとにほんとによかったー!
胸ときめく時間でした。

久しぶりにminäのお洋服をきてお出かけしたくなりました:)
  


2012年09月20日

エッグ

「展開早スギだよぉ・・・。」
お芝居を観ながらずっとずっと思ってました。

今回は結構理解しやすい内容だと思うんだけど、
伝えたいことがたくさんあって、それが詰め込まれてた感じ。
だからとってもスピード感があって、それについていくのに必死でした。
それゆえに、
私の脳みそはフル回転、そしてたまに空回り...



エッグ。
こちらのお芝居も、いつもながらに社会的テーマが潜んでいます。
野田さんが感じるこの時代への不満や希望なのかなぁ...

『南へ』もそうだったように、最近はテーマが一貫してて、
それについて様々な方向からモンダイを定義してる気が、私はします。

そして、私はいつも自分を持つことを教えられます。

それにしても、
深津絵里さんは、すごくコケティッシュでした。
野田地図での深津さんは、他と比べて艶やかで愛らしい。

私は野田秀樹さんのお芝居が大好きです。
パワフルで、奥深くて、温かい、と私は思います。
できることならば、野田さんの頭の中をのぞいてみたい...  


2012年06月11日

THE BEE

今回は再演なので私は2回目の観劇。そして感激。

前回よりも断然精度が増してた気がする。
野田秀樹が本当にかっこいいと思えるお芝居だと思います。

舞台美術は前回と同じで、紙やらゴムやら鉛筆やらを使った演出。
シンプルだけど、それゆえにいろいろと動きがあって刺激的。



THE BEE
タイトルのこの「蜂」がいろいろな意味を投げかけてくれます。

日常生活において誰にでも潜んでいる「悪」について、
非日常が日常に変わり得る「悪意」について、考えてしまいます。
スリリング...でした。

それにしても、宮沢りえさんが妖艶で美しスギました。
野田さんのお芝居ではいつもイキイキしてて、たまにゾッとします。

とにもかくにも、
私は野田秀樹さんのお芝居が大好きです。
パワフルで、奥深くて、温かい、と私は思います。  


2011年11月28日

成田屋さん

今月は歌舞伎が福岡にやってきてた月でした。
歌舞伎好きな私はそそくさと博多座へ。



歌舞伎界のスターである市川海老蔵丈。
今回はどんな振る舞いをしてくれるんだろう・・・。
『外郎売』は歌舞伎十八番のひとつ。成田屋さんのお家芸です。
特に、私は海老蔵丈の演じる荒事は好きなのでとっても楽しみでした。

こちらの口上は長く、それを早口ですらすらと言う場面は見物です。
海老蔵丈の低く艶のある声は本当に本当にうっとりでした。
一瞬で場内の空気が変わる感じも。

しかしながら、
海老蔵丈は華やかだし観るたびごとにお芝居も洗練されてるんですが、
今回は守りに入ってるような・・・、うーん・・・。
何というのかしら、
今まで感じていた彼独特の奔放さやのびのびさが薄れているような、
いや、知らないうちに自制してしまってるのかなぁ・・・。
そんな印象を受けてしまいました。

そんな感想を述べてはいますが、
観客を引き寄せる力は圧巻ですし、やはり素晴らしかったです☆

そう、
実はお教室の先生も歌舞伎が大好きでいつも感想を述べ合うのだけれど、
海老蔵丈に対して同じような感じを受けた様子。
先生は、
今ご自身の芸に対して何か葛藤をしているのではないのかしら?
とおっしゃってました。
もしそうであるのなら・・・、
悩んで悩んで、さらに魅惑な市川海老蔵になっていただけると期待してます。


そう、今回ちょっと嬉しかったのは、
『与話情浮名横櫛』でお富役をされた福助さんを観れたこと!
歌謡曲の「お富さん」のモデルなんですねぇー。
めちゃくちゃ美しかったぁ・・・。


成田屋さん、
いろいろとますます楽しみです。  


2011年03月29日

南へ

「難しスギだよぉ・・・。」
お芝居を観終わった後に無意識に出た言葉。

私は野田秀樹さんのお芝居が大好きです。
パワフルで、奥深くて、温かい、と私は思います。

いつもいつも難しい社会的なテーマが潜まれていまして、
毎回どんなことを伝えたいのか考えますが、
今回は本当にサッパリでした。

皮肉なことに、
今回は火山噴火と地震が物語の中心となりました。
野田氏もこのタイミングで舞台をすべきか思案したようです。
でも、彼の様々な思いを熟考した結果、幕を開けることにしたそうです。



信じるって何なんだろう?
多くの情報が溢れているなかで、何を信じてどう動くか。
たぶん、自分というものをしっかり持つことにつながるんだろうなぁ。
大雑把な感想だけど、観終わった後に感じたこと。


南へ。
今回はたくさんのキーワードがあって、
それだけに、観る人それぞれの結末があるのだと。
妻夫木聡さんと蒼井優さんの身体と声を張った演技は圧巻でした。
NODA・MAP。
その難易度も含めて、やっぱり大好きです。  


2011年03月23日

中村屋さん

「命をけずって父の代役を務めます」

勘三郎丈の休演のため、急遽大役を務めることになった勘太郎丈。
すごくすごく、本当にすごく感激しました。

というわけで、
先日、桜壽博多座大歌舞伎の夜の部を観てきました。



ニューヨークやベルリンで熱狂的に受け入れられたという『夏祭浪花鑑』。
とにかくおもしろいとの評判を以前からたくさん耳にしていたので、楽しみでした。
でも、
勘三郎さんが休演。
正直、勘三郎さんを観たい私にはショックでした。
が、
勘太郎さんは大熱演。100%。いや、120%でした。
そして、
その姿や声、しぐさは驚くほどに勘三郎さんに似ていました。
それでいて、
勘太郎さんが持ってる爽やかさや精悍さ、若々しさが印象的です。
けれども、
この団七という男の役柄には爽やかスギ、精悍スギなのかもしれません。
ただ、
それらが逆に彼の魅力となり、勘太郎丈の団七像が新たに生まれたのではないかと。

本当に本当に素晴らしかったです。
見終わったあとのぞくぞくした感じは今も体に残っている感じ。


今回の勘三郎丈の休演。
一番大変だったであろう勘太郎丈は、
代役を務めることで、大きく成長できたと思います。
目で追い、目が離せないほどにキラキラしていました。
中村屋さんはお父様の勘三郎丈の存在が大きスギるだけに、
成田屋さんや音羽屋さんの息子さんに比べて目立たないけれど、
いやはや、彼もまたとっても頼もしい嫡男であることを感じました。
継承する大切さを誰よりも理解していますね。

おっと、忘れてません。
七之助丈はどんな役柄でも色気があってうっとりでした。
『棒しばり』で演じた太郎役は、男役なのに、
何だか艶やかで、しなやかでした。

中村屋さん。
これからもますます楽しみです。  


2011年02月02日

ゴッホを歩く

本日、ゴッホに会いにゆきました。
九州国立博物館へ。



たくさんのゴッホ作品にふれることができました。
ゴッホの独特のタッチや色彩はもちろんのことですが、
私が特に目を奪われたのは、模写や素描などの作品でした。
独学で試行錯誤しながらデッサンの訓練をしていたことを知りました。
何枚も同じ絵を繰り返し描いている作品を目にし、
何だか、心が熱くなる感じがしました。

絵画を愛し、没頭していたことがよくよく伝わってきました。

ゴッホの作品って、
生前はたった1点しか売れなかったらしいです。
それでも、かまわずせっせと絵を描き続けていたそうです。
きっと、自分の信念をしっかり持っている人だったんでしょうね。
それを象徴するように、
「ぼくは100年後の人々にも、生きているのかの如く見える肖像画を描いてみたい」
という言葉を残しています。
すごいなぁ。

どのようにしてゴッホはゴッホになっていったんだろう・・・。
なんてことを考えながら、ゴッホを歩きました。
有意義な時間でした。