好きこそものの上手なれ

先々週末のお話。
海の中道海浜公園で開催された、はるかぜマラソンに参加しました。
昨年のシティマラソン福岡以来のレースとなりました。
エントリーしたのは１０Kmと短いコース。

制限時間なしの短い距離とあって、楽な気持ちで挑めました。
ただ、楽とはいえ備えは怠らずに、
今回も、いや今回はことさらに練習を重ね準備をしました。

おかげさまで、これまでの１０Kmレースの中で一番いい記録がでました。
目標は１時間を切ることでしたが、５５分を切るタイムでした。
いやはや、びっくり・・・。



しかしながら実のところ、
私は好タイムを求めて練習を重ねたりレースに挑んだ訳ではありません。
求めたのは「強さ」なんです。

ランニングって自分との対峙だと思います。
スポーツはみんなそうだと思うんですが、
特にランニングは対自分というのが大きいと思います。
自分の気持ちによってモチベーションってかなり変動します。
少しでも辛いなぁと思った時点でタイムは大幅に落ちてしまう。顕著です。
そして、走りを止めることも決めるのは自分自身。
辛い時に、
もう少し頑張ってみようとか、あと少し頑張れるかもとか・・・、
そういう気持ちを持てることこそが強さだと思います。

今回のレースでも、何度かしんどい時がきて、
走るのを止めたらどんなにいいかと思いましたが、
そんな時に、もう少しあと少し、と思えた自分がいたんです。
前回のシティマラソンの時よりもずっと。

確実に手応えを感じることができました。
それが何よりも嬉しかったし、大きな収穫でした。

もっともっと強いヒトになりたい。
強さを求めて、これからもランニングを続けていきたいと思います。